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東京ラブストーリー  柴門 ふみ

みなさん、こんばんは。今日も休みのじゅぼんです。
今日はやっと、15歳から知りたくて、34歳になってやっと知った物語をご紹介します。

東京ラブストーリー (4) (Big spirits comics special)

柴門 ふみ / 小学館


このマンガは1988年~連載されていたマンガで、ドラマの原作になったマンガでもあります。
全4巻。大きいサイズのマンガ本で、定価は910円ですがBOOK OFFで1冊105円で購入。

実は私、今までドラマを殆ど見ることがなく、もちろん原作も読んだことがなくて、
いわゆる「もぐり」でした。

1991年1月~3月の「月9」で「東京ラブストーリー」は放送されておりました。
愛媛出身の長尾完治が、上京して同級生の三上健一に会い、そこから物語は始まります。
同じく同級生の関口さとみ、そして完治の同僚の赤名リカとの男女間の気持ちの移り変わりを
描いたマンガであります。

世の中がバブリ~な頃で、当時私は受験生で、丁度このドラマがやってる頃は塾の時間でした。
更に再放送の時も、夜勤や夜勤明けなどに上手くぶつからずに、未だに見れないでいました。

改めて原作を読むと、中学生目線で言えば「大人の恋愛の話」に思えますが、
今の私の年齢からすると「若者の恋愛の苦悩」が描かれた作品なように思います。

自分の気持ちに正直に生きようとすればするほど、上手く人間関係が築けなくなる。
今まで築いた関係を崩壊してまでも、恋愛にのめり込める強さを持ち合わせていない。
強さはないけど、優しさならある。
でもその優しさが、相手の心を傷つけるナイフのような存在にさえなり得る。
もどかしい、自分の不甲斐なさと向き合いながら、自分の気持ちに自問自答しながら、
自分が一番好きな人を探していく。そんなお話のように思います。

高校生の頃、意味を殆ど理解してない状態だけど、本人的には理解したつもりで
この本の著者である、柴門 ふみさんのエッセイを読んでいました。
読んだだけで勝手に「私は大人の仲間入り」とでも錯覚してたに過ぎませんが…(笑)
「東京ラブストーリー」を読んで、三十路の今になって、柴門さんの本を読んでみるのも
いいのかも?と思いました。

今日も暖かい1日になりそうなので、今から洗濯をして、寝ようと思います。ではまた。
by jyubon | 2010-02-10 00:11 | まんが