医学のたまご  海堂尊

みなさん、こんにちは。中々ブログを更新せずにすみません。今日は夜勤のじゅぼんです。
昨夜読み終えた本を、今日はご紹介♪

医学のたまご (ミステリーYA!)

海堂 尊 / 理論社


この本は、2008.1月に発売されたものです。
どちらかと言ったら、中高校生向けに書かれた本とでも言いましょうか?
初めて、数学の本のように、左側からめくり、横に並んだ文章の小説を読みました。

話は、「ジーン・ワルツ」や「マドンナ・ヴェルデ」で生まれてきた双子の赤ちゃんの片割れ、
曽根崎薫クンが主人公のお話。

各章「○○だとパパは言った」と言うタイトルです。
パパは、世界的なゲーム理論学者の曽根崎伸一郎。
「ジーン・ワルツ」でウィッチと言われた曽根崎理恵女医の元旦那さん。
そして「かおるちゃん」と呼ばれて恥ずかしい薫少年のお世話をしてくれるのが、
お手伝いの山咲さん。薫少年は実の祖母だとは知らずに、
1年の半分以上を米国で過ごす父の目に適った人なんだと、勝手に思っている。

そんな薫少年。中学1年生。大の歴史好き。と言うより、歴史だけ好き。あとは全然ダメ。
その少年が、突然文部省の役人に呼ばれ、東城医大のプロジェクトに参加して欲しい等と
大それた事に巻き込まれる。

文部省が作った「潜在能力試験」と言うものに全国1位になったからである。
しかし、それもそのはず。その試験問題は曽根崎パパが作ったもので、
メールでコミュニケーションを取っている2人は、その問題を出し、答えることを
常にしており、薫少年からしたら「知ってる問題」を解いてるだけに過ぎなかった。
ただ、パパの教えで「何事も勝ちすぎるのはよくない。ほどほどが一番」だと言う事を
すっかり忘れており、全てが後のまつりだった。

そんな訳で、薫少年はチーム・バチスタでお馴染みの東城医大へ週2日間向い、
残りは中学生ライフを楽しむこととなる。

地獄の毎日が始まり、大人のエゴに巻き込まれていくとも知らずに…。
しかし、彼の癖とパパの力で、物語は佳境へ。

途中まで、平仮名も多く、ふり仮名も多い、横に並んだ文章を読む作業に慣れず、
少し挫折しかかりましたが、最後に近づくに連れてのワクワク感、高揚感、
「さすが海堂尊先生じゃ!」と思わせる物語の展開にやられました。

中学生が学ぶには大きすぎた部分もあったかもしれないが、
薫少年にとって、非常に良い経験だったことには違いない。
そして物語には一切出てこないが、ママである曽根崎理恵女医が薫少年のことを
同じ空の下で心配していることを願いたい。

残り2冊、海堂尊作品が残っています。6/3~6/6に帰省するまでに読み終えなければ…。
父の日のプレゼントなので…。旦那さんのTポイントで買った本達なので、本代は無料。
旦那さんに感謝ですね。では夜勤頑張ってきます。ではまた。
[PR]
by jyubon | 2010-05-24 14:21 | ほん | Comments(0)