サンカクカンケイ  小手鞠るい

みなさん、こんにちは。今日は休みのじゅぼんです。
旦那さんに仙台に出かけようと誘いましたが、振られました(笑)
それは「私が行きたい所=彼が行きたい所」ではないからです。仕方がありません。
でも行きたかったなぁ。今度自分で行ってこよう。
さて今日は、昨夜寝る前に読んだ本をご紹介♪

サンカクカンケイ

小手鞠 るい / 世界文化社


この本は、2007.3.1に発売された本です。
小手鞠るいさん恋愛小説三部作、第二弾です。
全作「エンキョリレンアイ」(←クリック♪)の主人公もさりげなく出てきます。
見覚えある名前に驚きました。

本の帯にはこうあります。
「忘れたい、恋がある。忘れられない人がいる」

本の見開きには、こうあります。
「忘れたくても、忘れられない わたしは思い出に、恋しているのだろうか。」

そして、冒頭はこの言葉で始まっております。
「愛する存在を失った経験を持つ、すべての人たちに捧げる」と。


全作「エンキョリレンアイ」は、東京とニューヨークと京都少々が舞台。
今作「サンカクカンケイ」は東京、京都、岡山が舞台。

大人の今から、中学生の頃まで遡り、相手のことしか考える事が出来なかった、
恋に夢中だった大学時代を経て、今と、それぞれの場所、環境で描かれています。

主人公は広瀬あかね。中学生の時の転校生:堂本龍也。あかねの幼なじみ:武藤俊介。
この3人の想いが入り混じったお話。

あかねは龍也に恋をした。ただただ夢中になった。
「オレに期待されても困る」と彼は自分の思いを貫いた。
彼女はそれでもいいと、徹底的に受身で、待つ身の女になった。
本当の意味で待つ身だったと知ったのは、彼と別れ大人になってからだったが…。

俊介とあかねは腹を割って、何でも打ち明けられる、幼なじみ。
あかねは龍也の前では「素直なあかねちゃん」になってしまう。
でも本当のあかねは「素直じゃない、あまのじゃくなあかね」。
そしてそのあかねでいられるのは、俊介の前と家族の前だけ。

あかねがそれを痛感するのも大人になってから。
そして俊介の長い間あかねに抱いてた想いを知るのも大人になってから。
「あまのじゃくなあかねちゃん」は、素直に感情には出さないけど、本当に嬉しかった。

そんな時に龍也との再会。人生とはムゴい。
せっかく平穏な幸せを掴めそうなのに、茨の道を歩ませようとする。
タイトルである通り「サンカクカンケイ」とは、本当に見ていて痛々しい。
誰かが泣き、誰かが傷つき、傷つけた人をも痛めてしまう。
決してハッピーにはなれない。でも時間がその傷を癒してくれる。

癒えた傷をまた傷つけるのか?また「素直なあかねちゃん」になるのか?
彼女の選んだ道とは…。


本を読んで、青春時代を思い出しました。ただただ相手に夢中だった。
相手に自分を見てもらいたくて、良く思われたくて、自分を犠牲にして、頑張ってた。
決して無駄じゃない。その体験や経験があったから、今がある。
必死な思いを経験したものだけが、平穏な毎日を幸せと感じられる…と私は思います。

この恋愛三部作。最後の一作を見つけたら読もうと思います。
文字も大きく読みやすかったです。一気読みでした。
結構彼女の本は105円で見つけられますから、BOOK OFFで発掘するのもいいですよ。
宜しかったらどうぞ♪

では、良き休日をお過ごし下さいまし。ではまた。
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Commented by ゆみ at 2010-11-21 12:54 x
気になります〜!
読んでみたいと思いました!!
BOOK OFF近くに出来たんで掘り出し物探し行きます。
105円でいいもの見つけれたら嬉しいですよね。
私、本屋で働いてるんですけどね。。笑
Commented by jyubon at 2010-11-21 13:45
>ゆみちゃん
是非どうぞ♪
BOOK OFFって宝探しみたいで好きなんです。
目的を持っていく時もあるけど、自分の読みたい本を探しているうちに、
気づいたら掘り出し物を手にしてたりするの。
105円の棚は、意外な本が転がっていたりするので、侮れません。
ある一定期間を過ぎれば、高価だった本が105円に値下がりするので、
その時を逃さないように、こまめに足を運ぶのが手です。
義務化ではなく、気づいたら寄ってみるって感じ?
本屋さんで働いているのっていいねぇ。夢だわ。
別に本屋で働いていてもBOOK OFFを愛用するのは罪ではないですよ。
類を見ない「本好き」だと胸を張って堂々となさって下さいまし♪
by jyubon | 2010-11-21 11:53 | ほん | Comments(2)