ほっとする論語70   杉谷 みどり

みなさん、こんばんは。今日は夜勤明けでした。
いつも行くイオンでお客様感謝デーで、ワクワクして買い物しました。
そしたら元同僚に会って、彼女も津波にあと少しでのまれたかもしれない場所にいたと判明。
みんな運であったり、ほんの少しのことで今があるのだと痛感。
そんな中、張り切って作ったつもりのチーズケーキに砂糖を入れ忘れたバカな私…。
断面はまるで蒲鉾(笑)そんな私を勇気付けてくれる本を今日はご紹介♪

ほっとする論語70

杉谷 みどり / 二玄社


この本は、2007.12.10に発売されました。
定価は1200円+税ですが、BOOK OFFで650円で買いました。
もしかしたら、もっと安価で手に入るかもしれません。

被災して1ヶ月と10日近くが過ぎ、大きな余震からも少しずつ遠ざかって、
毎日普段通りの生活を続けている日々。
だけど、心にある不安は払拭できない。これではいけないと思う。
どうしたら前に進める気持ちになれるか模索しても、
今まで経験したことのない気持ちをシフトチェンジしたくても、
今まで通りの心のシフトチェンジでは太刀打ちできない。

そんな中、BOOK OFFで見つけた1冊がこれでした。
以前から「論語」が幼児教育でも導入されていることは知っていましたが、
改めて向き合おうとは思っていませんでした。

慣用句や四字熟語、漢字の羅列や言い伝え。
全てに疎い私が、果たして「論語」を読んで理解出来るチカラがあるのだろうか?
大人に分かりやすい「論語」の本があるものか、本気では探していませんでしたが、
心のどこかに小さなアンテナは張っていたように思います。

タイミングってあるものなんですね。
震災後、BOOK OFFも相当な量の商品が落ちて、それを棚に戻す作業をしたんです。
しかし整理して棚に戻すことは出来なかったんですね。
場所や、種類、上下逆さ、そんなのはお構いなく、とりあえず本棚に詰め込んである。
そんな状態で営業を再開されました。これは私の家の近所のBOOK OFFの話です。

本来ビジネス本や自己啓発本が置かれている場所にダイエット本。
そしてその逆等、色々乱雑に棚に置かれている中に、この本に出会いました。

前置きが長すぎましたね。本題に入ります。
この中には70の選ばれた「論語」が掲載されております。
見開き2ページに解説と、意味。そして石飛博光さんの書も同時に掲載されております。

1.爽快に生きるには
2.知ることは愉しい
3.そうだったのか、世の中
4.人とつきあうコツ
5.幸せを呼ぶ習慣

上記の5つの項目に沿った内容が、70の論語の中から選ばれて掲載されております。
各項目で1番いいなぁと思った論語が以下の通り。

1.天を怨みず、人をとがめず(運命を怨んだり人のせいにしない)
2.学べばすなわち固ならず(知識があなたを柔軟にする)
3.人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患(うれ)う
 (認めてもらえない、そういうあなたは?)
4.言(げん)を知らざれば、以て人を知るこよ無きなり
 (言葉を理解しなければ人を知ることは出来ない)
5.性は相近し、習いは相遠し(習慣が人をつくる)


学生時代、こんな良い言葉に出会っていたはずなんですが、
学ばなければいけない時には、頭に入らないものです。
だけど、この本に出会って、何気ないときに開いて眺めているだけで、
前向きに、少しずつ前に進もうと思えます。

字も大きく読みやすく、そしてスゥっと心に入ってくる内容です。
大人でなく子供でもある程度理解出来る内容かと思います。
中学生なら理解出来るでしょうね、きっと。

これからも何が起こるかわかりません。天災には人間は勝てません。
あの津波で誰もが知った紛れもない事実です。
だけど天災に勝てなくても、そこから元通りする術を人間は模索しながら生きています。
1人でなく、沢山の人のチカラと想いが、復興へと元通りへと導いています。

この本を読んで、この本に今だからこそ出会えたのだし、今出会った意味を強く感じました。
嬉しいことは毎日起きます。些細なこと、大きなこと。

あの震災で生き延びた私達は生きていかなければいけない運命であり、
前に進む道を託された人間でもあります。

心が折れそうになる前に、この本を読み、くじけそうになる時に、この本を開き、
元気になりすぎた時も、省みるために、この本を見る習慣が出来たらいいなぁと思います。

宜しかったらどうぞ。ではまた。
[PR]
by jyubon | 2011-04-20 23:23 | ほん | Comments(0)