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白夜行  東野圭吾

みなさん、こんにちは。今日は夜勤のじゅぼんです。
先週末からジリジリ暑い夏が舞い戻って来ましたね。
今日は高校野球、岐阜県代表がやるので、見てから夜勤に行こうかと思います。
さて今日は、先程やっと読み終えた本をご紹介します♪

白夜行 (集英社文庫)

東野 圭吾 / 集英社


この本は、1999.8.5に発売されました。
文庫本は、2002.5.17に発売されております。
既に実写化されているお話ですが、やっと原作を読めました。

実はブログでも仲良くしてくれてる元同僚ちゃんが、
大震災の後に夜勤のお供にと様々な差し入れと「白夜行」と「幻夜」の文庫本を
一緒に送ってくれました。

「読み出したら止まりませんよ」と言う話を聞いていたので、
まとまった時間と「読むぞ」と言う気合のタイミングを伺っておりました。
それが昨夜~今朝と言う事になります(笑)

私は映画を昨年の1月に観ていたので、何となく背景は覚えていながらの読書。
時代が少しずつ新しくなっていくのですが、主人公の2人の主観が一切描かれていません。
そこは想像の世界なんですよね。

もう誰も彼らを裁くことは出来ない。
真意も想像の世界でしかない。気になって気になって仕方がない。
もしあの頃、本当にそんな事件があったなら…。
これが架空の出来事で良かったと思います。

子供が子供なりに出来る最大限のチカラを振り絞って行ったことから始まった出来事は、
大人になっても核となって、様々な形を変えて、主人公の女性を守るために
様々な手口で犯罪を重ねていく。実に巧みに。

読み終えて、真意と主人公の二人の気持ちを知りたいと言う気持ちがありながら、
このまま闇に葬られてもいいのかなぁと言う思いもあったりします。
今度は「幻夜」を読もうと思います。

改めて、この本をプレゼントしてくれた元同僚ちゃんに感謝です。
夏の暑い日、涼しくなりました。鳥肌が立ち、寒気もしたので、涼めました。
文庫本なのに1000円する分厚い「白夜行」、読み応え満載です。宜しかったらどうぞ♪
by jyubon | 2011-08-08 12:18 | ほん