花酔ひ  村山 由佳

みなさん、こんにちは。今日は夜勤のじゅぼんです。
昨日、職場の肩書き組との飲み会で憂鬱な気分で参加して無事終えて帰ってきても、
目が冴えてしまい、昨夜一気読みした本を、今日はご紹介します♪

花酔ひ

村山 由佳 / 文藝春秋


この本は、2012.2.13に発売されております。

本の帯にはこうあります。

恋ではない、愛ではなおさらない
もっと身勝手て、もっと純粋な、何か


夫婦だからこそ言えない秘密がある。
『ダブルファンタジー』を超える衝撃の官能の世界



東京の1組の夫婦と京都の1組の夫婦が、仕事がらみで出会い、惹かれ合っていく。
お互いが知らない所で夫婦では知らない自分を相手に知られ知らされ。
東京の♀と京都の♂、京都の♀と東京の♂が結ばれて共犯関係に陥ります。

ある意味では『ダブルファンタジー』を超える部分もあるかもしれませんが、
私的には『ダブルファンタジー』の方が衝撃度が凄まじかったです。

ただここでは東京で呉服屋の一人娘でもある主人公が出てくる兼ね合いで、
着物の話が多く描かれております。
京都の夫婦の兼ね合いで京都の情景も描かれております。

着物と京都。

大人の修学旅行のようで、逢瀬にはピッタリな感じがしてしまいました。
全く着物に興味がありませんでしたが、少し興味が沸きました。単純なものです。

衝撃は少なくても、どこか切なくて、純愛でないけど、純愛のような気もして、
ポーカーフェイスで貫けてきた大の男が狼狽したり、
隠し通せない色気が出てしまって、祖母に知れたり、
挙句の果てには、東京の呉服屋の一人娘だけ共犯関係を知らずに関係を続けます。

そして最後、あの形で終わってしまうのも、タイトルの「花酔ひ」のように、
儚く散っていく様を描きたかったのかなぁと思いました。

ずっと小説が読めないで「積ん読」状態だったので、
この分厚いハードカバーを一気読み出来たのが、自信に繋がりました。
また読書していこうと思います。ではまた。
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by jyubon | 2012-03-19 13:19 | ほん