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映画『ガール』

みなさん、こんばんは。昨日・今日と2連休でした、じゅぼんです。
今日は、元同僚と見てきた映画をご紹介します♪

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この映画は、2012.5.26~全国公開されている映画です。
原作は、こちら…

ガール

奥田 英朗 / 講談社



年齢の違う女子4人が、様々な環境、社会的地位、家庭、女子であることに悩み、
前に進んで行くお話であります。

20代後半~30代半ばの女子4人の仲間が、それぞれの環境で悩み、想いを打ち明け、
もがいて、自分なりの答えを探していく。
何度も涙して、勇気をもらって、私も「ガール」(女子)なんだと再認識した映画でした。

一番、麻生久美子さん演じる課長さんが、年上の男の部下に啖呵を切るシーンが
本当に格好良くてスカッとしました。そしてその後、女子の後輩と涙した所で一緒に泣けました。

誰が「ガール」でいてはいけないと決めるのだろう。
誰の杓子定規が正しいのだろう。

子供がいるから幸せなのだろうか。独身だからイケナイのだろうか。
子供を産んでいないといけないのだろうか。
可愛い洋服を着て喜びを感じてはイタイ女子なのだろうか。

一所懸命頑張って、何が悪いのだろう。
女子だからって、精一杯男性と張り合って働いて何がいけないのだろう。

こんな様々な感情に対し、答えになるヒントが、この映画にはあります。
多分、男性には中々理解しがたい内容かと思いますが、
お父さん位のおじさんたちも見に来ておられました。どんな風に思ったのかなぁ。


そして、お母さん達(より少しおばちゃん達)も見に来ていて、見終わって出口に向いながら
「あんなに一生懸命に頑張ってていいわねぇ~。素敵よねぇ~」と映画の主人公たちに
エールを送りながら、おばちゃんたちはマイペースな歩行で歩いて行かれました。

私は、同世代の元同僚と見に行けて、本当に良かったと思います。


昔、メスの匂いを醸し出してる、乙女な感じと言いましょうか、
女を全面に出している人が本当に嫌いでした。
着飾ることも、メイクも、ましてやアンチエイジングなんてもってのほか。

だけど、年を重ね、身に纏うもの、躰、肌、髪…色々に気を遣うようになって行く自分。
そんな変化していく自分に驚きつつ、受け入れていき、今に至ります。
一番面食らってるのは、実母です。
「あんたが、そんな格好をするようになるなんてねぇ。人って変われば変わるんやね。」
昨年、彼女に言われた一言です。
そして先日「自分の産んだ子が40歳近くになるんやもんね。」と感慨にふけっておりました。

40歳に近づこうが、私は「ガール」でいいんだと思います。
劇中、主演の香里奈さんのナレーションで、「ガール」について良い言葉を言われます。
その言葉に尽きます。

↓の予告編を見て、興味を持たれた方、是非映画館でご覧下さい♪
私も職場の娘たちに勧めようと思います。ではまた♪


by jyubon | 2012-05-31 19:53 | えいが