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ダブル・ファンタジー  村山由佳

みなさん、ご無沙汰でした。今日は日勤をしてきました。じゅぼんです。
無事生きております。ただ食べれないだけです。大変ご心配をおかけしました。
この2/4~今日までで、3kgのダイエットに成功しました…と言うよりそれだけ痩せました。
皆さん、今回の敵は相当手強いので、お気をつけ下さい。

今日は若者から入所者まで、みんなに心配されながら、頑張った1日でした。
さて今日は、、以前気になって、やっと買って、一気読みした本をご紹介。

W/F ダブル・ファンタジー

村山 由佳 / 文藝春秋



「天使の卵」で有名な村山由佳さんの初の官能小説です。
本の帯に、「ほかの男と寝た?オレの形じゃなくなってる」と言うフレーズがあって、
かなり衝撃を受けたのですが、あのぶ厚さを読めるか不安になり、1回買うのを辞めていました。
でも気づけば「欲しい」欲求が強くなり、買ってしまいました。
(最初からTOLでセールの時にポイント2倍の時に買うべきだったと少々後悔)

内容は、35歳の脚本家の奈津を主人公にした話。
旦那さんの性欲の淡白さから始まり、言葉の端、行動の全てにおいて、嫌悪を抱いていた奈津。
そんな時に尊敬してた演出家とメールの交流が始まる。
更には彼に抱かれる。元々性欲が強い奈津は彼に開拓される。
そして彼に捨てられ、奈津は…。

感想は、憧れたけど、自分で落とし前つける自信、強さはないなぁって思いました。
奈津のように生きれたら、抱える罪は大きいかもしれないけど、
自分の欲求の赴くままに行動出来るストレスフリーな環境は羨ましいと思いました。
私も奈津のように、自分を開拓してくれる人がいたら、人生違っていたのかなぁと思ってみたり。
頭の中で妄想が広がる一方です(笑)妄想族なので…。

そして念入りに愛されていると、自分の形との違いが男には解るのか?と言う疑問が浮かんだり。
これは男性じゃないと解らない事なんでしょうけど、収縮可能な機能がある女性の体に対し、
「オレの形じゃなくなってる」と解ってしまうんですから、凄いですよね?

この本は買って一気読み出来て、良かったです。
ただ、父に読み終えた本を送るのですが、これは送れないなぁと思いました。
何せ「ノルウェイの森」も趣味じゃないと言われましたし。まぁ最初からあげる気はありませんでしたが。

形ではありませんが、今日息子のように可愛がってる子の背中にもたれてうなだれてました。
その時に何か違うなぁって思ったら、旦那さんの肩幅と違うから、違う感じがしたんですよね。
なので形もそんな風に感じるのかなぁって思ってみたり…。
妄想族は暴走しそうなので、今回はこの辺で。
by jyubon | 2009-02-08 19:43 | ほん